2017年06月11日

多職種症例検討会は再び奥村先生の登場!

6月8日に行われた多職種症例検討会は小西先生から難治性腹水の症例と、奥村先生から「The daughter from California syndrome」についての発表でした。

まず1題目は小西先生からです。
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腹水とはおなかの中に水がたまっておなかがふくれ、そのために圧迫感や痛みを感じてしまうというものです。
同じように、胸にたまるのは胸水と言いますが、こちらは肺がつぶされてしまうので呼吸が苦しくなることもあります。
原因は様々で、その大本が治療できれば自然に退いていくこともありますが、それが難しい場合対症療法が必要になります。熱が上がったときに解熱剤を使う、というやつですね。
腹水の場合、単純には針を刺して水を抜けば一旦はよくなりますが、またすぐに溜まってきたり、より溜まりやすくなったりするのでどういった方法がよいのか患者さんと相談する必要がありますね。
その場の苦痛を早くとってほしいという思いと、治療に対するリスクの狭間に立って慎重に進めていくという難しさがあるなと感じた話でした。

2題目は奥村先生にバトンタッチ。
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今は外科研修中ですが、内科研修中の経験から勉強した、という内容でした。
「The daughter from California syndrome」そのまま訳せば「カリフォルニアから来た娘症候群」となりますね。
われわれ医療者は、患者さんを診察した際不幸にも重症で救うことができないという場面に遭遇することも多いです。
その時に一緒に来ているご家族に状況を説明し「残念ですが・・・」とシビアな話をする必要もあります。
これまで近くで(もしくは一緒に)暮らしている家族であれば、それまでの生活から「あぁ、仕方ないな」と納得できる方もいらっしゃいます。
でも、普段は離れたところにいるご家族は、もしかしたら「え!お正月にあったときにはあんなに元気だったのに!なぜそんな目に合わなきゃいけないの!?」とびっくりして動転してしまうこともあるでしょう。
そういった、普段は遠くにいる人にこそ、しっかりと話をしていく必要がありますね、という話でした。

今回の2題は、ともに患者さんやその家族の訴えをまず傾聴し、そこから関係を作っていくにはどう考えていけばよいのか、そういったテーマも含まれていました。
病気を治すばかりが医療ではなく、患者さんの気持ちをいい方へ向かってもらう様にするのが大切なんだな〜と再認識することができました。
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2017年05月15日

2題とも濃い発表だった多職種症例検討会

今回の多職種症例検討会は、吉川先生からと奥村先生からの発表でした。順番に行きますね。

まずは吉川先生から「院内急変!こんな時どうする?」という題でした。
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以前先生が経験した造影CT中での出来事の振り返りと対策というかたちでした。
その場に居合わせるのが医師ばかりではありません。今回は放射線技師が初期対応を行いつつ医師を呼び、適切な対応がとれました。

キーワードとしては
ABCD評価
Vital確認
AMPLE評価
といったものが上がりました。

これらをクイズも交えて勉強することができました。

次は奥村先生から、先日ガーナ(アフリカの国ですよ)に1ヶ月間研修に行った、その報告でした。
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国連は「誰一人取り残さない−No one will be left behind」という理念を掲げています。
しかしリハビリや精神科医療は遅れている、という紹介からはじまりました。

ガーナの一般的な情勢のことから、医師数が日本に比べて少ない(人口あたりで数えると1/100だそう!)
疾病構造として、かつてはマラリアなど感染症が主であったが高血圧症など生活習慣病が増えている
国民皆保険を目指しているが、なかなか運用がうまくいっていない
環境が厳しく、精密医療機器が壊れやすい、しかし誰も修理したがらない
・・・など、教えてもらいました。

聞いていると、昔から今にかけての日本の歩みと似ているなぁ〜と感じました。
奥村先生は、この研修が「意味があったのか?」と考察していましたが、例えいまは分からなくても、将来につながる何かにはなっているんじゃないかなと思いますよ。

今回の2演題もなかなか濃い発表となりました。
posted by 広報委員 at 23:27| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

4月13日の多職種症例検討会の様子です

表題の通り、4月13日木曜日の夕方に多職種症例検討会が行われました。

今年4月に帰任した田中啓太先生からは嚥下外来・認知症外来の展望についてお話がありました。
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以前から摂食・嚥下に関しては入院の方を中心に評価/リハビリを行っていました。
今後はその外来を開設し「食べたいけどうまく食べることができない」という方とお話しする機会を設け、可能性を追求していきたいとのことでした。
また、認知症外来に関しては道路交通法の改正もあってその診断書を求められることとなり、そういった面でも注目をあびていると思います。
それも対象になると思いますが、本人やご家族が「ちょっとした変化」に気づいた時点から関わりを持ち、長いスパンで出てくるであろう「悩み」について情報を共有し、地域で過ごしていく手助けができたらな、と考えているとのことでした。
もうしばらく準備期間をいただき、近日開設予定となっています。乞うご期待です。

行俊先生からは麻疹に関してのお話でした。
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麻疹とは、よくいう「はしか」のことです。
自分も幼少の頃にかかり、それまでぽっちゃり体型だったのがやせてしまった、という話を親から聞いています。
そんな、かかってしまうと大変な思いをしていた「はしか」ですが、今は麻疹、風疹など、予防接種を受けている方が多いです。
しかしワクチンを打っていてもかかることも稀ではなく、一度発症すると周りへの感染力も高いということを発表してもらいました。
医療者として、注意喚起をふくめいい振り返りができた発表でした。
posted by 広報委員 at 12:52| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする