2017年08月06日

総合防災訓練が行われましたが、その規模と言ったら!!

7月29日の朝から夕方まで、DMAT(災害派遣医療チーム)も参加しての大規模災害時の搬出訓練が行われました。
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DMATは文字の通り、災害時の特殊な医療に対応するためのチームです。
今回は全国からDMATが集結し、三重県下一斉に訓練が行われたようです。

当情報は自分は全く知らず、いったいどんな様子で行われるのかドキドキでした。

時間近くになって会場である会議室に行くと
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インストラクターの方が会場設営をいていました。人当たりの良い方で安心です。

さて、当院からは医師、看護師、検査技師、放射線技師、理学療法士、管理栄養士、事務など、たくさんの職種が集まりました。
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(写真はまだ集まりつつあるところです)
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はじめの一時間ほどはインストラクターから今回の訓練の目的、設定を説明してもらいました。

昨日 巨大地震が当地を襲い、津波も来ました。周囲は道路を含め液状化が起こり病院は孤立した状態です
一夜明け、道路も何とか通れるようになったのでいまDMATがこちらへ向かっています

こんな感じでした。
実際に走り回る訳にはいかないので、半分は現場で、半分は会議室での机上訓練です。

院長の指揮下、さまざまな情報が集められます。
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まずは入院患者さんの情報です。
人工呼吸器を装着している人は何人か。
酸素を必要としている人は何人か。
点滴は?精密に時間ごとでいく必要がある人は?
歩ける?担架で運ぶ必要がある?
など。

インフラはどうだろう?
電気、ガス、水道(トイレも)の状況は?
→ほとんどがダウンしている!電子カルテも止まっているので情報収集も難しい。

「以上から病院での継続した治療は困難と判断され、全員を避難させることとする」
と、院長が判断しました。
あ、もちろん、訓練上の話ですよ!!

こうやってしているうちにDMATが到着!
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これは本物!といってもDMATも訓練の目的で来院しています。

愛知からのDMATが一番に到着し、そのメンバーと当院のスタッフとがやりとりをして誰を、どういった手順で搬送するかを決めていきます。
まずはDMATが到着したことを衛星電話を用いて報告します。
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屋外で南向きの場所を探すんですね〜。今回は4階の屋上でした。
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先に院内でまとめてあったインフラの状況、患者さんの状況をパソコンと衛星回線を使ってDMATの本部に向け入力します。
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(ここからは実際の患者情報ではなく、あらかじめ設定した25人程度の模擬患者情報でやりとりします)
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と同時に、壁にフィルムを貼って、そこに患者情報、インフラの状況を書き出し、また時系列で今何が行われているかも書き込んでいきます。

その後どの患者さんから搬出していくか、改めて検討し順位付けをします。
実は、まず到着したDMATは、搬送用の救急車は持ち合わせていません。(と、いう設定です)
ですので、次のチームを待ちます。
別なチームが到着すると、院長に到着した旨挨拶があり、持ち込んだ機材の報告を受け、早速搬出を始めます。
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「今からこの患者さんを運び出します!」と、カルテ(模擬患者情報を書いた紙です)を持って出発します。

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これを繰り返し、状況が刻一刻と変化するのを修正しながら最後の患者さんの搬出まで行い、終了となりました。

さて、今までは院内の会議室で行われていた様子でしたが、はじめにも書いたように、舞台は三重県ですが、全国規模の訓練です。
つまり、前日から全国各地からDMATは三重県に集結、まずは桑名あたりのサービスエリアに到着し三重県内の様子を確認します。
そして、今回は津・久居地区は三重中央医療センターが基地となり災害拠点病院としての役割を担うということで、各DMATは三重中央医療センターに移動します。
そこで津生協病院は機能していないと報告を受けたため、当院へ派遣されてきた、という流れだったそうです。
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なんと、50チームが三重県に入り、そのうち津・久居地区へは10チーム、当院へは7チーム!(1チーム4〜5人なので・・・ホント大勢の方に訪れていただきました!)が救助のために来てくれました。
そして、訓練とはいえ、当院からのカルテを持って三重中央医療センターへ戻り、そしてまた当院へ入る、ということを実際に繰り返していたんですって!
助けてもらうための訓練を助けるためのチームと一緒に行ったのですが、今回のこの訓練はいずれ来るであろうこの地の大震災に向けていろいろ考えさせられるものがあり、とても勉強になりました。
そして、DMATの各チームも「訓練をすればするほど勉強になる」というようなこともおっしゃっていて、きっとゴールはないんだろうな、と感じました。
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来てほしくはない!大震災ですが、来たときのために!準備をしていこう!と思った一日でした。

ちなみに、動けない人を運ぶための「板」(バックボードといいます)があるのですが、
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このように急で狭い階段をつかって降りることも・・・人が乗っていなくても大変でした。
posted by 広報委員 at 12:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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