2017年10月03日

痛い痛い帯状疱疹の事、ワクチンのこと

今回は近頃増えてきている帯状疱疹についてお話しします。

まずは体験談から。
ある日、右の脇辺りにピリピリした感じが出てきました。
風邪をひくと時々こんなことが起こるので「風邪かなぁ〜」と思っていたわけですが・・・
その後1週間かけてピリピリかがビリビリとなっていき、夜寝るときにも体勢によっては落ち着かず、骨が痛むのかな?となっていきました。そして、寝ていても痛みで目が覚めてしまうほどになりました!
胸部CTで痛みの部位に何もないことは確認できました。
しかしその後は痛み止めを1日3回食後に飲み、それでも痛すぎて追加の痛み止めをどうしようか迷ったほど、痛かったです。
この間痛いところにぷつぷつができてないかを確認していたのですが、とうとう10日ほどたった時点で出てきました!
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いくつかのイクラがくっついたようになっています。

あ〜やっぱり帯状疱疹だったか!
しかし帯状疱疹は普通、、、

  • 50歳代以上の高齢者(いや、そのホンの手前ですけどね)

  • 免疫力が下がっている(たしかにちょっと夜更かしが多かったです)

  • 免疫力が下がるような病気にかかっているor薬を飲んでいる(これはないしな〜)


と、自分に当てはまらないな〜と思いましたし、そんな10日もしてから出てくるというのは若干遅い気がしました(多くは1週間までくらい?)。

でもまぁ、病気が分かったのでちょっと安心。
帯状疱疹用の塗り薬(抗ウィルス薬)を塗って治療することとしました。
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それからもぷつぷつは増え、それなりにひどい状態になりましたが、安心もあってか徐々に痛みは退いていき、1ヶ月ぐらいで痛みはなくなりぷつぷつもかさぶたになりました。
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・・・という経験をしたからか、何だか帯状疱疹の患者さんや記事が目に付くようになりました。

そうそう、院内でも学習会がありました!

その内容から、確かに最近増えてきているようです。
まずおさらいから。
帯状疱疹の原因は、多くの方が小さい頃にかかった水ぼうそうのウィルスです。それが背中近くの神経の部分に居残ります。
それが体が弱って免疫が下がるとウィルスの力が強くなり、表面に顔を出します。
多くは見た目より先に痛みが来ます。
その出方は神経に沿って出るので、着物の「帯」のような形で背中から脇〜おなかの方へできます。
ただし、右なら右、左なら左と半身だけです。
胴体に出ることが多いですが、脚や顔のこともあります。

近頃増えている理由としては、子供の頃に水ぼうそうのワクチンを打つことが増え、水ぼうそうにかかる子に接触しなくなり、免疫が強化されないというのがあるそうです。

ちなみにその痛みは一説にはお産にも匹敵するもの、とのこと。
そして自分は幸い後遺症はありませんが、痛みが残り「帯状疱疹後神経痛」という状態になってしまうこともあり得ます。
いやーあの痛みを引きずるというのはちょっと想像できないです。
(現在患っている方、心中お察しいたします)

今では帯状疱疹の治療として抗ウィルス薬(塗り薬、飲み薬、注射)がありますし、帯状疱疹後神経痛に対しての治療法もあります。
なっちゃうと大変ですけどね。(痛いし、お財布にも厳しい)
そして、それを予防するワクチンもあります。
ワクチンは50歳以上であれば打つことができ、おおよそ5年くらい効果があるそうです。
そのほか打つためには諸条件もありますが、津生協病院でも接種可能です。
いちどお問い合わせください。
posted by 広報委員 at 21:42| Comment(0) | 診療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする