2017年01月18日

医師によるがんセミナーのご案内です。

来たる2月2日の木曜日、午後2時からえがお2階のホールにおいて「医師によるがんセミナー」を行います。
いまもまだ受付していますが、津市のがん検診についての話を主にさせてもらおうかと思っています。
お話しの後は「質問タイム」もありますので、どうぞみなさんふるってご参加くださいね!
小坂先生講演チラシ.jpg
posted by 広報委員 at 09:01| Comment(0) | 企画紹介・報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

寒い日には低温やけど!?

先日の寒〜い日、電車で通勤した当院のお医者さんから聞いた話です。

女子学生さん2人の会話で、
「今日はすごく寒いねぇ〜!」
「こんなに寒いと低温やけどになっちゃうよ〜!!」
「ほんとだよね〜!」

え〜と、これって、
 寒い→カイロなど使う→低温やけどになる
ということなのか、
 寒い→凍傷になる→これを低温やけどって言っていた
どっちなんでしょうね!?

せっかくなので、ホントの意味での低温やけどについて、ちょっと解説してみます。
日本熱傷学会のサイトで見てみると、低温やけどについてこう書かれています。
・低温やけどは、心地よいと感じる温度(40度〜50度程度)のものに長時間皮膚が接することで起こります。(50度なら3分間の圧迫、42度でも6時間接触すれば細胞が変化するという報告があります(国民生活センター調べ))
・一番多い低温やけどのケースは、気づいたときはちょっと赤く、ひりひりするくらい、1日ほっておいたら、水ぶくれができてグジュグジュする、というものです。
・低温やけどは、じわじわと皮膚の深い部分まで達するので、痛みを感じにくく、特に子どもはやけどをしたことに気づかず、重症となる傾向があります。治療が必要かどうかは素人にはわからないので、皮膚に赤みや違和感があるような場合は、すみやかに受診しましょう。
・電気毛布や電気あんか等を使用する際は、寝床が暖まったら電源を切ったり、温度設定を下げたりするなど注意しましょう。

当院外科へも特に冬場は低温やけどで受診する方がみえます。
その時の説明としては「お肉を焼く時も、低温でじっくり焼いた方が中まで良く火が通るでしょ?それと一緒で低温やけどはぱっと見よりも深いところまで行っていて重症なのですよ」とお話ししています。
つまり、治るまで時間がかかるのです!
上記を見てもらうと分かるように、「あったかいな〜」と思える温度でもできてしまうので要注意!
熱さを感じてしまう前に対処しないと大変なことになります。
特に、血行が悪く冷えて寒いという方、しびれていると特に感じにくいのですが、当たった熱が血行で回収されにくい分余計になりやすいですよ。
気をつけて下さいね。
ゆたんぽ.jpg
posted by 広報委員 at 22:14| Comment(0) | 診療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

今年初めての多職種症例検討会の報告です

前回のエントリーでは「少し早いですが」と前置きをして暮れの挨拶をしてみましたが、今年に入ってはや16日!遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

さて、今年一発目の話題です。

1月12日の木曜日に多職種症例検討会が行われました。
今回は摂食・嚥下チームからと、竹中研修医からの報告です。
まずは摂食・嚥下チームから症例発表がありました。
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脳梗塞になったために某病院で治療を受け、その後胃ろうを造設されました。お腹の壁から胃までをチューブで直接つなぎ、そこから栄養剤を流すというものですね。
それから約6ヶ月して当院へリハビリを目的として転院となりました。
元々は手足の力をつけるためのリハビリが目的だったのだろうと思います。
それと同時に摂食・嚥下チームが介入しました。
まず飲み込みの力がどれくらいか検査します。どうやら左半分が動きが悪く、まっすぐではうまく飲み込めそうにありません。
そこで完全側臥位法を試してみることになりました。身体を横にしてご飯を食べる方法です。
これも直ぐにはうまくいかなかったものの、約半年をかけることによってなんと!胃ろうからの栄養注入が卒業できました!
ちゃんとご飯を味わって食べる事ができるようになり、本当に良かったと思います。
ただ、この方法はまだまだ知られていませんよね。もしかしたら胃ろうを使った方が手間が少なく食べたものが変な方(気道の方)へ入りづらいということで受け入られやすいかも知れません。
このあたり、色んな人にしっかり認知してもらい、口から食べる事を諦めないでいきたいと思いました。

さて、お次は、竹中先生から外科を回って担当した症例についてでした。
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当院は中小病院であり外科の症例は数としては多くありません。その分一例一例を丁寧にみて行く事ができます。
発表としては、経験した症例から手術に踏み切るタイミングって難しいなぁ〜と感じそれを今後に活かしていきたいということと、関わった患者さんに検診を勧めることも大切なんだろうな、という事をしてもらえました。
本当に貴重な経験を積み重ねてもらえていると実感しました。
自分は一応指導医という立場ではありますが、こちらも先生から学ぶ事がとてもたくさんあります。一緒に頑張っていきたいなと思いました。
posted by 広報委員 at 11:29| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする